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アスベスト入りの家を施工する場合、アスベストが飛散することによる健康被害が不安になるのではないでしょうか。確かにアスベストは注意しなければいけませんが、実施したい施工が外壁塗装の場合、アスベストが飛び散ることはありません。単に上から塗料を塗るだけであれば、穴を開けたり表面を剥がしたりなど、傷をつけることがないためです。
外壁塗装の際は、施工前に高圧洗浄を行いますが、この行為がアスベストを飛散させるのではないかと心配になる人もいるかもしれません。強い水流を建物に当たるため、傷がついて飛散するようなイメージがありますが、一般的な高圧洗浄では、アスベストの飛散は起こらないとされています。もし外壁が傷つく恐れがある場合や劣化が進んでいて強い水流でアスベストが飛散しそうな場合は、アスベスト対策が必要です。
塗装だけでメンテナンスできるのは、築年数10~20年くらいまで。徐々に外壁が痛んでくるので、いつかは外壁材の交換や取り壊しなどが必要になります。最終的にはアスベストの除去作業が必要です。
アスベストは、法律で段階的に禁止されていったため、建物の建築時期によってある程度予測ができます。
1975年(昭和50年)に初めてアスベストが禁止され、1987年(昭和62年)には吹付タイプのアスベストが禁止されました。つまり1988年以降に建てられた建物は、吹付タイプのアスベストは使われていません。吹付タイプのアスベストは、最も危険とされる「レベル1」のアスベスト材です。
レベル2、レベル3のアスベストが使用されなくなるのは、2007年以降となります。
法令制定の時期から単純に逆算した場合、1975年以前の建物はアスベストの使用の可能性が高いです。1976~1987年は何らかのアスベストを使用している可能性があります。1988~2006年の建物も、アスベストを使用しているかもしれません。2007年以降に建てられているなら、アスベストの心配はありません。
アスベストが使用されているのは屋根が多いです。屋根の素材によってもアスベストの危険性を見分けられます。アスベストが含まれている可能性が高い屋根の素材は、「スレート」「セメント瓦」「粘土製以外の瓦」の3種類。2004年以前に作られたものであれば、アスベストが含まれている可能性があります。2004年以降は、アスベストを多量に含む屋根素材の出荷が禁止されました。
ここまでに紹介した建築時期や素材などでの判断は、参考程度であり、正確な判断はできません。素人がアスベストを含むかどうか判断することは困難です。建築時期が2006年以前の建物であれば、専門業者に依頼して調査してもらいましょう。
アスベストが外壁に含まれていても、飛散さえしなければ特に問題はありません。外壁が傷んでいない段階では、塗装が手軽なメンテナンス方法と言えるでしょう。外壁材の上から塗装するので、アスベストが飛散することはありません。
ただし、アスベストが含まれた外壁を上から塗るだけなので、アスベスト自体は残ってしまいます。また、外壁が劣化していて、塗装作業によってアスベストが飛散する可能性がある場合は、アスベストの除去をしなければいけません。
アスベストが含まれる外壁はそのままに、上から新しい外壁材を張り付ける工法もあります。金属系サイディングでアスベストを囲い込む手法です。塗装でのメンテナンスより耐久性が高まりますが、塗装と同様にアスベスト自体は残ります。カバー工法でも、一般的にはアスベストが飛散することはありません。外壁の状態によって、アスベストの飛散リスクがあるようなら、アスベストを除去する必要があります。
塗装やカバー工法は、アスベストはそのままに上から施工して囲ってしまう方法でした。それに対し、アスベストを除去できる方法が張り替えです。アスベストが使用されている外壁を取り外して、新しい外壁材に変えます。
アスベストを含む建材が除去できるため、安心感が高いでしょう。一方、廃材の処理や新たな外壁材の設置をするため、施工費用は高額になる傾向があります。アスベストを含む建材の処理は、専門の許可を得ている廃材処理業者に依頼しなければいけません。
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