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マンションの外壁塗装をする理由は大きく2つあります。
1つは汚れや変色による見た目の悪化に対処するための外壁塗装です。見た目よりも中身だといっても、外観は物件のイメージを左右する重要なポイントとなります。物件としての価値の低下にもつながりかねないため、早めの外壁塗装は意味のあることです。
もう一つは、マンションを守るためです。外壁塗装は化粧のためだけに行われるわけではなく、外壁を保護する目的をもって行われています。コンクリートの打ちっぱなしでは自然の脅威に対する防備がほとんどありません。防水性に欠け、直射日光や強風に晒される無防備な状態からマンションを守るのが外壁塗装の塗膜です。
塗装が剥げたり薄くなったりしたまま放置していると、マンションという建物が傷んでしまうおそれがあります。見た目の問題以上に外壁塗装が必要となる大きな理由だといえるでしょう。実際、マンションの大規模修繕では外壁塗装が行われるケースがほとんどといっても過言ではないほどです。ヒビ割れが目立つようになったり、外壁を触ると手に白い粉がついたり(チョーキング現象)するなら、大規模修繕前でも塗装を検討する必要があります。
マンションの外壁塗装は基本的に全面塗装になるケースが多いため、費用もかなりの額になります。単純に塗装するだけでなく、足場や下処理も必要です。塗装する面積によって、足場の量も人工も塗料の使用量も変わってきます。マンションの規模にもよりますが、低層マンションでも全面塗装に数百万円以上はかかるでしょう。
ところで、国土交通省が公表している「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」によれば、全面的な外壁塗装を含むマンションの大規模修繕は12~15年の周期で行われているとのことです。つまり、短ければ12年ごとに費用が発生します。といっても、修繕積立金がしっかり貯まっていれば心配には及びません。
ここで注意したいのは、12年間は外壁塗装の必要がないというわけではない点です。外壁塗装に使用する塗料によっては耐用年数が数年しかないため、大規模修繕よりも早く塗り直す必要が生じます。安く上げようと耐用年数の短い塗料を使うと、結局は高くつくといった事態になりかねません。あまりに安い見積もりが出てきたときは、塗料を確認したほうがよいでしょう。
耐用年数が短いのは、アクリル系やウレタン系の塗料です。一般的に5年前後で、短期的な用途向きの塗料といえます。10年前後もつのはシリコン系やフッ素系の塗料で、ピュアアクリル系塗料はより高耐久で高防水です。ただし、使用環境によっては大規模修繕までもたない可能性もあります。予算との兼ね合いもありますが、できるだけ耐用年数の長い塗料を考えましょう。
マンションの外壁塗装にかかる期間は、マンションの規模によって大きく異なります。ただし、規模が半分なら期間も半分で済むとは限りません。塗装の手間は半分になるかもしれませんが、塗装そのものの前後を含めてその他の作業があるため一定の期間が必要になります。目安としては、小規模なマンションで2ヶ月程度、大規模なマンションで3ヶ月程度です。巨大なマンションになると、さらに長くかかるでしょう。
マンションの外壁塗装の工程は、主に以下のとおりです。
このうち、ご近所へのあいさつは立地によっては必要ないかもしれません。計画の立案や工程会議などは省いています。また、状況に応じて干渉しそうな周辺の電線などの対策、現場事務所や仮設トイレなどに関する作業が別途必要です。
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